
見えない「透明な直線」を意識してレイアウトを整えよう
前回は、情報をグループ化して見やすくする「近接」についてお伝えしました。 第2回となる今回は、まとめた情報をどのように配置すれば「美しく、プロっぽいデザイン」になるのか。そのカギを握る「整列(せいれつ)」の原則について解説します。
「整列」とは?
「要素にルールを持たせてレイアウト(配置)すること」です。
関連する要素同士のサイズやフォント、そして「配置のルール」がバラバラだと、せっかく情報をグループ化しても、どこか散らかった印象を与えてしまいます。「近接」で同じ情報のグループを作ったら、「整列」でその情報をより伝わりやすい形に整えていきましょう。

デザインの基本となる「揃え」の種類
文字や画像を配置するとき、基本となる「揃え」のルールがあります。
左右レイアウトの場合 : 「左揃え」「中央揃え」「右揃え」

上下レイアウトの場合:「上揃え」「中央揃え」「下揃え」

デザインツール(IllustratorやCanva、PowerPointなど)には、必ず「整列ツール」が備わっています。これらを活用して、意図的にピタッと端を揃えることが重要です。
デザインに隠された「見えない直線」を意識する
「整列」が上手くできている美しいデザインには、ある共通点があります。 それは、デザインの中に「見えない直線」が通っているということです。


要素の端と端、あるいは中央の軸がまっすぐ揃っていると、そこに目には「見えない直線」が生まれます。この直線の存在こそが、整列が成立している証拠であり、デザインに圧倒的な「安定感」と「信頼感」をもたらしてくれます。
逆に言うと、なんとなく配置して「数ミリずれている」状態は、読者に無意識の違和感を与えてしまいます。
まとめ
関連する情報同士は、サイズや色を統一する
「左揃え」や「上揃え」など、ルールを決めて配置する
画面の中に「見えない直線」ができているか意識する
初心者が迷ったときは、まず「左揃え」で要素を揃え、「見えない直線」を引いてみるのがおすすめです。 次回は、カタログやメニュー表などで大活躍する3つ目の原則「反復」について解説します!
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