
一番伝えたい情報を確実に届ける強弱のつけ方
デザインの4大原則について解説するシリーズも、いよいよ最終回。 最後にご紹介するのは、デザインの仕上げであり、メッセージを伝えるために最も重要な「対比(コントラスト)」の原則です。
すべてを同じ大きさで目立たせようとすると、結果的に「何も目立たない」デザインになってしまいます。情報に強弱をつけて、メリハリを生み出す方法を学びましょう。
「対比(コントラスト)」とは?
対比とは、「要素の優先度を明快にデザインで示すこと」です。
たとえば、セールの告知バナーを作る場合、掲載する情報には以下のように「優先順位」があるはずです。
セール開催のお知らせ(一番伝えたい!)
割引率(例:50%OFF)(目を引きたい!)
期間
注意事項(一番優先度が低い)

このとき、1番訴求したい「セールのお知らせ」と、優先度の低い「注意事項」が、まったく同じ大きさ・同じ色でレイアウトされていたら、一番伝えたいメッセージが埋もれてしまいますよね。
「違い」を明確につけてメリハリを出す
優先順位を決めたら、要素の間に明確な「違い」をつけていきます。 違いを生み出す主なアプローチは以下の3つです。
大きさでの対比:一番目立たせたい見出しは思い切って大きくし、補足情報は小さくします。この大きさの比率が高いほど、ダイナミックでメリハリのあるデザインになります。
色での対比:目立たせたい部分に、背景や他の文字とは異なるアクセントカラーを使って視線を誘導します。
太さ・フォントでの対比:強調したい部分だけを「太字(ボールド)」にしたり、ゴシック体にして力強さを出したりします。

対比(コントラスト)は、「ちょっと違う」くらいでは読者に伝わりません。「明らかに違う」とわかるレベルで、思い切って強弱をつけるのが成功の秘訣です。
まとめ:4大原則を意識してデザインしよう!
ここまで、デザインの4大原則を解説してきました。
近接:関連する情報を近づけてグループにする
整列:見えない直線を意識して、ルールに沿って配置する
反復:同じ要素には同じデザインルールを繰り返す
対比:情報に優先順位をつけ、大きさや色で強弱をハッキリさせる

デザインがなんだかしっくりこないときは、この4つのどれかが崩れていることがほとんどです。
バナーやプレゼン資料、ポスターなどを作る際は、ぜひこの4大原則を思い出して実践してみてください!
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